名前:キアシナガバチ(膜翅目スズメバチ科)
体長:21~26mm
体は黒色で斑紋は鮮黄色、前伸腹節上に2縦斑を持ちます。
日本全国の特に低山地で普遍的に見られます。
灰色または灰褐色の傘状の巣を木の枝や軒下に作ります。
刺されても痛みと腫れが2~3日続くだけで収まることがほとんどですが、アレルギー体質の人が稀に重篤な状態になることもあります。
名前:コガタスズメバチ(膜翅目スズメバチ科)
体長:25~29mm(女王バチ)、21~27mm(働きバチ)
体は黒褐色で、腹部各節に黄帯があります。
日本全国の平地から低山地にかけて普遍的に見られます。
巣は直径20~30cmのマーブル模様の球状で出入口は通常側面に1個です。
ハチによる死亡事故の原因となるのは大部分がスズメバチの仲間です。
新女王以外は越冬せず11月下旬には死に絶えます。
空き家となった昨年の巣は再利用されません。
名前:セイヨウミツバチ(膜翅目ミツバチ科)
体長:13mm前後
茶褐色で腹部に縞模様があり、腹部上部はオレンジ色をしています。
日本全国の至る所で普遍的に見られます。
木の洞やコンクリートの裂け目、戸袋、天井裏、土壁の中などに板状の巣を作ります。
攻撃性は強くありませんが、巣を刺激すると刺される危険性があります。
名前:オオスズメバチ(膜翅目スズメバチ科)
体長:43~45mm(女王バチ)、27~40mm(働きバチ)
スズメバチ類の中で世界最大の種です。
一般的には土中に営巣しますが、樹木の洞や人家の壁間に営巣することもあります。
攻撃性が強く、他のスズメバチや多くの昆虫類の天敵となっています。
巣や餌場に近づくだけでも刺される危険性があります。